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奥穂高岳(テント泊@涸沢)

  • 執筆者の写真: YuKin
    YuKin
  • 2018年7月16日
  • 読了時間: 6分

2018.07.15~16 3連休を活用し上高地より日本百名山の奥穂高岳へ登ってきました。


初めて憧れの涸沢へ行き、テント一泊で行くプランです。

※地図はヤマレコのサイトで確認できます。少し古い地図なので必ず最新の地図で確認してください。


3:50 さわんど大橋駐車場

前日夜にここまで移動し、車中泊しました。

シーズン中は上高地行き4:40発 の特別早い便があるのでそれに乗り込めるよう早起きします。

上高地は通年マイカー規制です。さわんど大橋駐車場よりバス・タクシーにて行くことができます。


上高地に到着しました!

こちらで登山届を提出します。


7:30 横尾に到着。

当初、1日目に奥穂高山頂まで登る予定だったので明神、徳沢はスルーして一気にここまで歩きました。


本谷橋に到着。

ここまでは緩やかな道のりですが、地図を見るとここから急坂が続くようです。

その為か休憩してる人が一杯。


こんな感じの坂が続きます。

休憩なしで坂を登ると直ぐにバテて、逆に休憩の連続となりました笑


あちーって言いながら登ってたら、ここから先は涼しいですよ ってすれ違った年配夫婦の方が言ってたのでそれを励みに進みます。


遂に涸沢カールらしきものが見えてきました!

それにしてもぜんぜん涼しくなくて暑い!笑

汗をポタポタ垂らしながら最後の登りを攻略します。


11:10 涸沢ヒュッテに到着!!

温度計があって、この時間で27度くらいでした。


目の前に奥穂高岳がそびえ立ってます。

まだあんなに登るのかよって心の中で嘆いてました笑

上高地が約1550m、ここが2300mなので単純標高差でまだ750mしか登ってないです。

距離は17kmとめちゃんこ長いんだけど。


テントは150張りくらいでしょうか。

テント場の雪はもうほぼありません。

奥に見えるのは涸沢小屋です。


振り返ると常念岳、、、は見えてないか


涸沢ヒュッテは沢山の人で賑わっています。


売店では食事、グッツ等購入できます。

もちろんトイレ、水場なんでも有りです。


カレーとビールを注文しました!

カレーを待ってる間に少し飲んじゃった笑


テントを張り、早速奥穂高山頂を目指します。


まず涸沢小屋 に向かいます。

奥穂高岳へ向かう途中のザイテングラートはこの小屋の先から行くことができます。


また北穂高岳へ行くコースもここ涸沢小屋が分岐点です。


ほんとにいい天気だな~なんて思いながら、涸沢小屋のベンチへ座りました。

この後涸沢小屋でまたビールを飲んでしまって、もう奥穂高は明日でいいやってなってテントに帰りました

そして段々眠くなってきて、、、


2日目 01:30 起床。

ビールをしこたま飲んで、ぐっすり眠ってしまいました笑

おかげで凄まじく早きをする羽目になりました。

当然まだ誰も行動してません。


2:30 準備が終わり、早速奥穂高を目指します。

真っ暗なのでヘッドライトで照らせる範囲しか写真が取れないです。

岩にある〇印や矢印を頼りに進みます。


ザイテングラート取り付け点手前に雪渓を渡るポイントがありましたが、整備されていてノーアイゼンでクリア。

チェーンスパイクすら不要です。

この辺りで遠く後ろの方で二番手の方々2人のライトが見えました。

行く先にはライトの光はないので、我々が一番に出発したようです。


ザイテングラートに到着。

ここからは急坂で岩の尾根のような道となるので、ストックが邪魔になります。

両手を使って登る箇所もあるのでヘルメットの他に手袋があるといいと思います。


鎖場がありましたがたいして危険ではないです。


穂高岳小屋まであと20分!

空も明るくなってきました。間に合うかな!?


小屋からは続々と朝日を見に人が出てきてました。


う~ん、雲が多くてイマイチ、、、


御来光を見に沢山の人で賑わっていました。


結局雲が多くて最後はぼやーっと明るくなってきて終わりました。

残念!だけどこういうときもありますよね。


穂高岳小屋から涸沢ヒュッテが見えます。

涸沢から約700m登ってきました。

ザイテングラートは思ったよりも難所ではなく、日光白根山が登れるなら大丈夫!って感じでした。


穂高岳山荘で休息をとります。


中はめっちゃ綺麗でした。

有料で水も補給できます。

売店ではバンダナやバッチ、Tシャツ等販売していました。


ちょうど朝食の時間だったらしい。

極めて健康的なメニューでした。


穂高岳山荘を後にして奥穂高を目指します。

見るからに危険な岩稜地帯を登るようです。


写真を撮っているこの場所にハシゴ、鎖場があってルート上ではここが一番危険かと思われます。

慎重に登れば問題なくクリアできるはずですが、落石には注意する必要があります。


標高は遂に3000mを越え、槍ヶ岳が見えてきました。

カッコいい!


ジャンダルムというゾーン。

西穂高岳方向にゴツゴツした尾根道が続きます。

絶対行きたくない!笑


6:00 ついに奥穂高岳山頂に到着!!


奥穂高山頂から見た前穂高岳方面。

右奥に薄っすら富士山も見えます。


槍ヶ岳とさらにその左奥にたぶん鷲羽岳&水晶岳

そのもっと奥に見えるのは立山だろうか?


まだ登ってない百名山のひとつ、笠ヶ岳はよく見えます。


西穂の先には百名山焼岳が見えます。

その奥に同じく百名山の乗鞍岳、御嶽山が見えます。

来年(2019年)に山小屋再建が完成するようなので、登りにいきたいです。


山頂から見たジャンダルム

ここで相方が行きたい!って言いだすけどスルー。

行ったら死ぬ。


山頂をたっぷり満喫し、涸沢目指して下ります。


三連休最終日というのにどんどん人が登ってきます。


帰りは常念岳かっこいいなーって言いながら降りてました。

また登りたい山の一つです。


暗くて見えなかった、ザイテングラート取り付け点の雪渓渡りはこんな感じでした。

踏み跡がしっかりあるので大したことないけど、万が一落ちたら大事故です。


岩場はこんな感じでした。


9:20 涸沢小屋まで帰ってきました。


涸沢ヒュッテはピークを過ぎてもぬけの殻状態です。

この後埼玉方面へ帰る時間も必要なので急いで上高地へ向かい、なんとか15:35発のバスに乗れました。

足も肩も筋肉痛になりました。

それものそのはず、2日目の単純累積標高差は2550m、歩行距離約20km、行動時間14時間(休憩含む)となっていました笑

久しぶりの重い山行なので、ピークハントできた達成感はおおきいです。



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花もたくさん咲いていて、大大大満足の山行となりました。

次来るときは、秋の紅葉の時期に涸沢へ来てみたいです。

おしまい。

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