西穂独標(テント泊@西穂山荘)
- YuKin
- 2018年12月16日
- 読了時間: 4分
2018.12.15~16 ちゃんと雪がある登山がしたくて新穂高温泉より初めて西穂独標@2701mへ行ってきました。

新穂高ロープウェイより1時間前後で西穂山荘です。
今回はそこでテント泊し、初日午後か二日目朝かどちらか天気がいい時に登ることにしました。

雪山テント泊装備なので多分18kg前後はあったと思います。




ピッケル、12本爪アイゼン等の冬装備に加え、新たにソフトシェル、シュラフカバー、3人用テント、フリース等を新調したので楽しみです。
レビューも書きたいけど、なかなか書けない、、、

駐車場までの路上は雪がほとんどなかったので問題なく到達できました。

駐車場からすぐにある新穂高ロープウェイ。
一回乗り継ぎして計2本乗り、一気に2000mを越えます。

サクッと2,000mを越えました笑
観光客が多く、登山者1:観光客9くらいの割合でした。
あちこちで日本語以外の言語が飛び交い東洋系インバウンドの多さに驚きました。

西穂山荘に到着。
天気は残念ながら曇りです。

しかたないのでテントを立てたら山荘で食事をすることにしました。
・MAX約30張り
・1000円/人
・水有(有料)

西穂山荘で名物のラーメン、おでんを頂きました!
沸点の低くなる高所で調理いただいた本格的なラーメンです。
個人的な感想ですがスープはうまい、麺はモチモチなので人によっては好みがわかれるかもといった感じです。
スープも残さず頂きました。
体も温まりおなかも膨れたので、テントに戻って休むことに。

こちらが初導入のテント。
3人用のテントを2人で使っているので広いです。

スコップを持参しているので雪の壁を作れば雪用のスカートは必要ないと思っているので、内壁がメッシュでも使っちゃいます。
これで2万円程度。

テントで爆睡していたら外が騒がしくなってきました。
どうやら夕日がキレイだったようです。。。気持ち良すぎて寝坊した!

しかたなく持て余した体力で山荘を物色しました。
飲食料、グッツ等多種の販売があり、自動販売機もあります。

こちらがメニュー。
やっぱりロープウェイが近くにある山荘は物資が豊富ですね。
ありがたいです。

2日目
06:10まだ暗いうちにヘッドライト付けて出発。
写真真ん中のちょい右にある黒いコブが目的地の西穂独標です。

登り初めて15分ほどで、チェックポイントの丸山に到着。
背後に百名山笠ヶ岳(かさがたけ)。
ここから独標までの眺めは変わらず最高です。

東の空が明るくなってきました。

振り返ると、焼岳、乗鞍岳。

朝日がキター!!

そんなに燃えてないけど天気よくてサイコー!

雪も多くないし、トレースもしっかりあるので独標直下まであっさり到着しました。
この直下も色々調べて行ったけど、想定していたよりも難しい登りではありませんでした。
しっかり三点支持していれば問題ありません。

独標から西穂高岳方面を一望。
地図を見ると、、、多分手前から2番目のコブが西穂高岳?

上高地。
今日は本当に天気がいいです。
西穂山荘のFaceBookによると、この日の朝はマイナス7度だったとのこと。

そしてはるか遠く、雲海に浮かぶ白山(はくさん)が見えました。
遠いのでなかなか行けないですが、いつか行きたい百名山です。

この日の風は体がもっていかれない程度の強風でした。
風で雪が舞うのでゴーグル必須です。
新調したソフトシェルも風を適度にシャットアウトしてくれて快適でした。

どれが何だかわからないけど、地図によると双六岳(すごろくだけ)方面だと思います。
こちらもいつか行ってみたいエリアの一つです。

西穂山荘に戻って来ました。
今年初めてのちゃんと雪があってアイゼンを着ける登山でしたが、やっぱり雪山の景色は最高でした!
日頃の疲れがとれ、、、忘れることができます。
ロープウェイで手軽に来れる西穂独標は雪山登山でおすすめできる山の一つになりました。
(もちろん天候条件や必要な装備、体力、適切な判断がある状況でのことです)
今度来るときは、ジャンダルムに挑戦するときかなぁ、、、怖いからいつかわからないけど。
おしまい。
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