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剱岳(テント泊)

  • 執筆者の写真: YuKin
    YuKin
  • 2018年8月12日
  • 読了時間: 5分

2018.08.12 憧れの日本百名山剱岳@2999mに前日の大汝山縦走から引き続きでチャレンジして来ました。

立山山行後編、剱沢キャンプ場からスタートになります。


全体の工程は剱沢キャンプ場⇒剱岳⇒剱御前小舎⇒室堂 と最短ルートで行きます。


前日に別山付近より撮れた剱岳。

いよいよ憧れの山頂に向かいます。


今回の剱岳ルートイメージ。

剱沢キャンプ場や剣山荘の標高が2500mくらいなのでアップダウン含まず500m程登ります。


3:00 剱沢キャンプ場出発。

午後には天気が崩れるということなので早めに出発します。

既にテントの明かりもたくさんあり、出発されている人もいるので安心。


ひとまず剣山荘を目指します。

剱沢キャンプ場から剱岳山頂まで登り時間目安は約3時間です。

アタックザックで身軽にし、出発!!

暗いのであまり写真が撮れませんでしたが、剣山荘までの道のりには雪渓が複数あって朝方は固まっているので注意が必要です。


剣山荘でトイレを済ませ、先ずは一服剱を目指します。

剣山荘⇒一服剱⇒前剱⇒カニの縦ばい⇒山頂 の順にポイントをクリアしていきます。


一服剱を難なくクリア。

写真は振り返って一服剱を見下ろしています。

このあたりまでは行列が続きゆっくりペースで進んでいたので全く疲れていません。

落石を落とさないように慎重に登る必要があります。


4:45 明るくなってきましたが、ガスっています。

鎖場が多くなり手を使っていますが、ここまで個人的に危険箇所はなし。

これからか!?って身構えながら進みます。

鎖場で頭上にある岩に頭を打つ可能性や落石の恐れもあるので、ヘルメットは必須だと思います。


前剱手前まで来ました。


4:55 前剱に到着

ここに雷鳥がいて気付かず登ってきた私を見て逃げてしまった、、、orz

展望は全くなし。


続々と人が山頂を目指して歩いています。


前剱のからカニの縦ばい(急峻な岩場登り)までの道のりも鎖場やガレ場の連続になります。

雨で岩が濡れている時は要注意、転倒すると命の危険もあり得ます。


ガレ場を下ったり登ったり


アスレチック的な橋を通ったり

(落ちたらかなり危険)


再び鎖場を登ったり


そしてようやくカニの縦ばいに到着しました。

帰りはカニの横ばいを通じて下山路を歩きます。


個人的に特に困難は感じませんでした。

子供のころよく木登りをしていたのでそれを思い出しました笑

ボルダリングの経験も一回遊びでやってみたくらいですが、問題ナシ!

感想は、楽しかった!!です。


6:15 剱岳山頂@2999mに到着!!

剱沢キャンプ場より3時間15分で到着できました。

このとおりガスで全く視界はなく、しばらく滞在したものの同じ状況でした。

残念!!


しくしくと三角点を撮って帰ります。

ここからどんな眺めが見られるのか、知らないまま下山するのは非常に悔しいので絶対に再度登りに来たいと思います!


帰りはメインディッシュのカニの横ばいを通って帰ります。

個人的には足の置き場と手をかける場所を決め少しずつ進めば問題ないと思います。


相方曰く、一番怖かった場所はこのステンレス階段とのこと。

カニの横ばいが終わるとすぐです。

ガスで濡れていて足が滑りやすくなっていたのが怖かったようです。

私は最初のキャンプ場からすぐの雪渓が怖かった笑


帰りも鎖場の登り降りで全身のトレーニングになりました。


一服剱手前まで降りてくるとガスを抜け、目下にテント場が見えました。

地図でしらべたら真砂沢ロッジという場所で、剱沢キャンプ場まで歩いて行ける場所らしい。

多分我々が行くことはないと思う。


トリカブトの群生があります。

この花の毒々しさが何故か好き笑


8:40 剣山荘まで戻って来ました。


剣山荘は非常にきれいで、売店は充実、トイレ、洗面所、食事処完備でした。


バンダナとTシャツの種類・色が豊富でどれを購入しようか迷います笑


そういえば帰り際に走っている人を3~4人見かけました。

最初は全くわかりせんでしたが、調べたらTJAR(トランスジャパンアルプスレース)の選手でした!

そこまで興味はなかったけど、あの登山道を後ろから次々と走ってこられるので凄いなぁと思います。


9:25 剱沢キャンプ場まで戻ってきました。

まだ昼ではないですが、この天気なので雨が降る前にテントを片付け室堂を目指します。

この時もTJARの選手を2~3人見かけ、通るたびに拍手されてました。


剱御前小舎に向かっている途中で雷鳥に出会えました!!

しかも子連れです。かわええ


暫く立ち止まってじっとして、音をたてないようにしていると雷鳥の方から寄ってきました!


他の登山者が歩いてきて、母ライチョウが高い場所に避難、子も続きます。

山頂での景色がなかったので今日一の収穫でした。


剱御前小舎に到着しました。

ここから雷鳥沢キャンプ場へ一気に下山します。


ガスの切れ目があるものの、分厚い雲が立山を覆っています。


雷鳥荘まで戻って来ました。

ラーメン、カレー、ピザ等の食事がとれます。

ずっと持ち込んできたインスタント系の食事に飽きていたので最高にうまい!!


立山&剣岳の両座攻略は無事に完了しました。

ほうんとうに天候不良がなければ!

その一言に尽きますが、無事に帰ることができたことや山頂までたどり着けたことの満足感が上回っていましたのでOKです!

剱岳に関してはいつかもう一度登って見たいです。

今度行くなら早月尾根からかな、、、

おしまい。

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