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阿蘇山

  • 執筆者の写真: YuKin
    YuKin
  • 2018年5月27日
  • 読了時間: 4分

2018.05.27 九州遠征で昨日までの九重山テント一泊登山に続き、阿蘇山(あそさん)へ登ってきました。

今年4月から規制が解除され、最高峰の高岳まで歩いていけるようになりました。


阿蘇山ロープウェイの駐車場(登山口)から歩いていくルートで行きます。

阿蘇山は現在も活動中の火山です。必ず最新情報の確認をし、自己責任で登山をしてください。


朝6:00 登山口である阿蘇山ロープウェイ乗り場の駐車場に到着しました。

この時間、車は僅か4~5台しかありませんでした。


烏帽子岳(えぼしだけ)が朝の日光を浴びています。

後になって調べたら阿蘇山は5つの山で構成されているみたいです。

この烏帽子岳もその一つ。


他にも山が連なってるのが見えました。

後で調べまして、手前が杵島岳(きしまだけ)、奥が往生岳(おうじょうだけ)という名前だそうです。


最初はロープウェイが使えないので有料道路の脇にある歩道を歩いていきます。


途中避難シェルターが設置されていますが、心もとないです、、、

火山灰が降ったら肺は守れそうにないです。


熊本大地震の影響か分かりませんが、巨大な岩が道端に落ちてます。

これ以外にもたくさん亀裂があったりや岩が転がっているので本当に危険な火山であることがわかります。

シェルターに落ちたら一発で穴が開きそうだ、、、


歩道から外れて、本格的に登山道に入ります。

ここで登山届を提出しましょう。

こんなところに設けていざとなった時に取りに来れるのかは???です笑


広い砂場が広がっているところに整備された木道を歩きます。


火口に外輪があり、その一部が崩落しています。

岩と砂ばかりなのでまるで火星に来ているみたいです笑


砂浜を抜けると、阿蘇山の巨大外輪山が見えてきました。

その奥には雲海も広がっていて非常にいい景色です!


そして本格的な登りとなりました。


岩が多く、下に落とさないように気をつけながら登ります。


登り終えると眼下にカルデラ盆地が広がり、町が見えます。

面白い地形だ。


そして火口を斜め上から望みます。

白い煙が永遠ともくもく出てます。


地層もパイ生地以上に何層もあります。


写真真ん中、中岳が見えてきました。


稜線とてくてく歩くだけであっさりと中岳に到着。

左側の駐車場(登山口)から結構歩いてきたことが分かります。


火口方面へも登山道は続いてますが、その先のロープウェイは動いてません。

危ないのでここは行きません。(というか行けないかも)


ピークの高岳もすぐ目の前に迫ってきました!

最後の斜面を登って、山頂目前になったところで思いがけない光景が現れました、、、


ミヤマキリシマが大量に群生していました!

昨日の九重山より過密に群生しています。

当初はピークの高岳を目標にピストンの予定でしたが、群生を通って月見小屋方面へぐるっと時計回りに進むことにしました。


高岳山頂に到着。

5分程度滞在しましたがそれほど見どころもなく、写真を撮ったらすぐにミヤマキリシマの群落に向かいました笑


先ほどの中岳と烏帽子岳(えぼしだけ)、杵島岳(きしまだけ)のトリオが見えます。


ここも登山ルートらしいですが、滅茶苦茶急斜面です。

登山者は一人も見えません。


群生に到着しました!最高に綺麗です!!

どうやらここは天狗の舞台という場所のようです。


緑とピンクのじゅうたん!


ミヤマキリシマも満開です。


自然にこんな光景ができるなんて奇跡だ、、、


折角なのでたくさん写真をアップします。


右上の台地の上に人がポツリと写っているのが分かりますでしょうか。

これだけの広さにミヤマキリシマが広がっていて本当に感動しました。

九重山ではここまでの群生を見ることができなかったので本当にうれしいです。


しばらく休憩しているうちに太陽が高くなり暑くなってきました。

阿蘇山の溶岩がテカってます。

ミヤマキリシマも堪能できたので、下山を開始します。


砂浜まで戻ってきました。

先までの楽園とは風景が大違いです笑

ここは火星のようですが、このギャップが阿蘇山の魅力なのかもしれません。


下山するころには有料道路にバンバン車やバイクが走り観光客で火口付近も人でいっぱいになってました。

私たちも折角なので程度に火口を覗き、今回の九州遠征を終了しました。

個人的には今回の登山で日本百名山55座目となりました。

また九州に来るときは、まだ登ってない百名山の霧島山や、撤退した開聞岳(かいもんだけ)に行きたいです。

そしてなにより屋久島の宮之浦岳に行きたいので再びしっかり計画してまた来たいと思います。

おいまい。

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