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大台ヶ原

  • 執筆者の写真: YuKin
    YuKin
  • 2018年5月3日
  • 読了時間: 3分

2018.05.03 三重県と奈良県の境にある百名山、大台ケ原に登りました。


大台ケ原は八ヶ岳みたく総称のようなものらしく、最高峰は日出ヶ岳(ひでがだけ)@1695mになります。

大台ケ原ビジターセンターから40分程度で山頂に行けてしまうので、眺めの良い大蛇嵓(だいじゃぐら)まで行くことにしました。

ビジターセンターより西側(西大台)は環境保全の為、利用調整地区に指定されていて事前の手続きが必要になるようです。


9:30 大台ケ原ビジターセンター等の駐車場に到着。

埼玉県を23時半に出発して高速道路を激走し、実に10時間かかりました。

準備をしていたら水戸ナンバーのおばあちゃんが話しかけてくれて、なんと12時間運転して登りに来たとおっしゃっていました。

前日(深夜)は静岡辺りで土砂降りの雨になり前が見えなくて驚いたわ~なんて話していたけど、そんなことよりもおばあちゃんの体力に驚きました笑

おばあちゃんのように、いつまで経ってもエネルギーを保ち続けたい!


10:00 登山開始!


野鳥の紹介看板登場。

私はいつかこのオオルリを見てみたい。


山頂手前の展望台に着きました。

ここにも看板があって晴れの日に見えるはずの景色がのってます笑


展望台からはほとんど展望なしでした。

おまけに山頂方面はガスっています。


日出ヶ岳山頂に到着!

ガッスガスで何にも見えない!

5月なのにかなり寒かったのでフリースもしくは薄手のダウンがいるでしょう。


11:00 軽食をとって天候回復を待ちました。

結果、晴れなかったので、あきらめて次の目的地である大蛇嵓(だいじゃぐら)へ進むことにしました。

午後には晴れる予報だったので、大蛇嵓に着くころに晴れるといいなぁ、と期待!


木道があって子連れのハイキングでもおすすめできるくらい緩やかな道のりです。

もはや運動靴でOKだと思います。


倒木帯に突入。

道中には説明看板が多数設置してあって、近年の大台ケ原の歴史についても紹介されていました。


正木ヶ原に到着。

看板を読み解いてくと、この辺りの山岳地帯は年間降水量が非常に多い為、コケが多いことが特徴のようです。

ところが伊勢湾台風によって多くの木が倒れ、その木を人間が搬出した結果、日が当たってコケが無くなり、代わりにこのが反映したようです。


さらにその笹を食べるシカが増えて食害の影響が強くなり、環境のバランスが崩れたので大台ケ原では国を挙げて環境保護とその観察をしているとのことでした。(私調べ)

予報通り、天気も回復して来ました。これは大蛇嵓に期待!


神武天皇の像がありました。

昔から修行の山という歴史があるようなので(全然わかってない)、信仰的・仏教的な人工物が多いのかなぁ。

個人的には1mmも興味がないのでサクサク進みます。


谷への分岐まで来たら、大蛇嵓まであと少し。


ここを渡れば、、、


大蛇嵓(だいじゃぐら)に到着!!

想定以上の絶壁でいい眺めだぁ。

写真だとスケールがま~~~~~たく伝わらないので、大台ケ原に行かれる場合は寄られることをお勧めします。


後で知ったことだけど800mの断崖絶壁だそうです。


滝が2つ見えます。こういう景色っていいなぁ。


帰りも特に高低差はなくサクサク駐車場に到着しました。

もはや登山というよりもハイキング笑

登山口には売店や宿泊施設、トイレも完備されているので気軽に来れる百名山でした。

年間降水量が多い為かあちらこちらに沢があり水が豊富なのも特徴の一つだと思います。

ところが登山口以外にこのルート上で飲料可能と明示されている水場はないのでしっかり水分を持っていかれるとよいと思います。

おしまい。

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