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浅間山

  • 執筆者の写真: YuKin
    YuKin
  • 2017年12月12日
  • 読了時間: 5分

2017.12.10 初めて浅間山(黒斑山)@2404mを登りました。

火山規制の為、代わりの黒斑山(くろふやま)縦走です。


7:30 高峰高原の駐車場に到着。

途中、凍結箇所が何か所もありますので十分な対策が必要です。

私の車は四駆スタッドレスなので全く滑らずに来れました。


気温はマイナス5.4度

そこまで低くない気温ですが、風が少しあるので体感温度は低めです。


相方のニューシューズ。

ガルモントの冬用登山靴、「Tower Extreme LX Goretex

ピッタリで全然滑らなくて温かい、とのことでした。


駐車場も広く、トイレも完備でした。

でも冬季閉鎖のトイレもあったので、私は高峰高原ホテルのトイレを借りました。


こちらが登山口の目の前にある高峰高原ホテル

18時まで日帰り入浴できます


今回のルートは、現在地からトーミの頭~黒斑山方面へ進み、時計回りにさいの河原~湯の平口へと進み、もとの登山口へ戻ります。

まずはトーミの頭を目指します。


8:00 登山開始。

トーミの頭までは、中コース(谷)と表コース(尾根)がありますが、時間の短い中コースで行きます。


中コースは緩い坂が続きましたが、雪の下に凍結箇所が隠れているかもしれないので早めにチェーンスパイクを装備して進みました。


登山口からトーミの頭まで80分

久しぶりの運動で、私は早くも汗ばんでいました笑

暑い!


9:00 表コースとの合流分岐に到着しました。

ここでようやく景色が広がります。


浅間山がようやくチラリと見えてきました!


写真だと見えないかもですが、本日は富士山が見えるほど晴天になりました。


トーミの頭に到着。

暑いので半袖とウインドブレーカーの恰好だったため、ここにきて急に風が強くなりめちゃくちゃ寒かったです。

ここから浅間山が、、


どーん笑っと見えます。

シロップのかかったコーヒーゼリー、もしくはガトーショコラのような山容でした笑


見下ろすと、かなり広い空間があります。

帰りのルートはこの空間を通っていって、また登り返しです笑


トーミの頭を過ぎるとすぐに草すべりへの分岐があります。

我々は縦走の帰りに草すべりを登って戻ってきます。

まずは黒斑山を目指します。


何度見ても、どの角度から見ても黒いプリン。


黒斑山へ到着しました。

ここまでは危険個所もほぼなく、登山者もたくさんいましたがここまでで引き返す方々が多かったです。

実際この先は結構危ない箇所もありますし、本格的な冬装備が必要な場合も出てくるかもしれないので、冬山初心者の方はここまでをお勧めします。


黒斑山で早めのエネルギーチャージ。

お湯は水筒で持ってきました。

余談ですが、水筒は私愛用のタイガー製「夢重力」@600ml。

600mlあると、カップ麺2個作れるほか、500mlペット飲料が無理なく補充できます。

またシンプルな構造で230gと超軽量、かつ、吞み口が大きいので非常に使いやすいです。


休息をとったら次なる目的地、蛇骨岳(じゃこつだけ@2366m)へ向かいます。


黒斑山方面を振り返るとすばらしい雪景色でした。


10:25 蛇骨岳に到着。


蛇骨岳からはお隣の四阿山(あずまやさん)が見えます。

麓は群馬県の嬬恋村(つまごいむら)で、夏キャベツの畑がたくさん見えました。

今年6月に四阿山へ登った時の記録はこちらです(リンク)


10:50 仙人岳に到着しました。

このあたりは特に風が強く、体感温度も一段と冷えました。

加えて、強風で砂が飛んでいるので、ゴーグルを装備することをお勧めします。

私は目に入ってなかなか取れず、痛かったです。

右往左往している間に体も冷えてしまって散々でした笑


鋸岳のJバンドというポイントへ向かいます。


振り返ると、今までと通過してきた稜線が壮大!


浅間山との距離も小さくなり、もはやフレームに収まりきらなくなりました。


Jバンドに到着。

ここから湯の平高原へ降りていきます。

ここですれ違ったお兄さんから「この先の草すべりは雪が多くけっこう危なかったよ」と言われ、一瞬引き返そうか迷いました。

でも、お兄さんはそこを降りてきているし、他に女性2名すれ違ったしいけないことはないっしょ、、ってことで進むことにしました。


傾斜は結構急で、尚且つ石がゴロゴロしているので滑落注意です。


湯の平から黒斑山方面。

風が非常に強いので足跡がほとんど消えていました


12:15 前掛山登山口に当到着。

2017年12月現在、規制レベル2なのでこの先は立ち入り禁止です。

なぜか足跡ありますが、、笑


あとは湯の平口分岐から草すべり経由で帰るだけですが、せっかくなので火山館に立ち寄りました。

当初、名称から博物館的なところかと思いましたが、山小屋そのものでした笑


トイレありです。

バイオトイレですが、中も掃除されていて結構きれいでした。


テラスで休息しました。

残念ながら登山バッチは今年の分は売り切れとのことでしたので、下山後に高峰高原ホテルで入手しました。


湯の平口へ戻り、草すべりを攻略します。

さきほどすれ違ったお兄さん情報の通り、急坂でかなり危険ぽいです。

パッと見どこを登っていくのかわかりません笑


途中でチェーンスパイクから12本爪アイゼンに切り替え、慎重に進みました。

登りきるのにトータル70分かかりました。

滑落するとケガでは済まないと思いますので、十分な装備と体力・無理ない計画で行きましょう。

(草すべりは標準タイムで80分かかります


帰りは通らなかった表コースで帰ることにしました。


途中避難小屋がありました。

火山仕様。


15:30 登山口に到着しました。

出発から7時間30分かかかりました。

表コースは特に景色も良いわけではなく、起伏があり中コースよりきつくて時間がかかりました。

個人的にこの山行を浅間山登山として、百名山46座目になりました。

今回久しぶりに晴天に恵まれ、とても清々しい山行となりレポートも多めになってしまいました。

早く規制が解けて浅間山頂へ登れるようになってほしいと思います。

いつか、そこからの景色を見てみたい。

おしまい。

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