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北岳~間ノ岳①(テント泊)

  • 執筆者の写真: YuKin
    YuKin
  • 2017年8月12日
  • 読了時間: 5分

2017.08.11~08.13 夏の長期休暇を使い、憧れの日本第二位の標高を誇る北岳と3位の間ノ岳を行く。


コースは広河原(ひろがわら)から。

芦安(あしやす)からバスの他に乗り合いタクシー(片道1,200円)がバンバン出ているのでそれに乗り込みました。

なのでバスの時刻(リンク)は行きも帰りもその時刻を気にしなくてよかったです。


日程は白根御池小屋と北岳山荘でテント泊の2泊3日満喫プランです。

二日目はちょっと長丁場です。


今回から導入するガルモントのピナクルGTX

今まで履いていた靴が浸水するのでついに買い変えちゃいました。詳細はこちら(リンク)

汚い足映してすみませーん!


11:50 準備を整えて広河原の橋を渡ると、、、


広河原山荘です。

登山口もここにあり、ここで登山届を提出します。


沢沿いのルート(大樺沢)との分岐からは只管樹林帯の急坂を登り続けます。

広河原が標高1,500mちょい、白根御池小屋が2,200mちょいなので単純に約700m登ることになり、結構疲れます。


少しだけ視界が広がるポイントがありました。

奥に見えるのは鳳凰三山の観音岳かな。

鳳凰三山の稜線はとっても綺麗で富士山もよく見え、関東からアクセスしやすく、山小屋の対応も良いのでおススメの山の一つです。


相方「食べたら笑いが止まらなくなりそう」


14:30 キノコしか見どころが見つけられないまま小屋に到着しそうです(笑)


と思ったら看板のすぐ先に川が流れていて、そこに小さなお花畑が出来ていました。

写真はキリンソウ。


オニシモツケ

バラ科らしいけどそうは見えん(笑)


クガイソウ


ヒメイトシャジン?かなぁ


14:55 たくさん花を楽しんで白根御池小屋にとーちゃーく!


この小屋はかなりキレイな設備が整っていました

トイレ・売店・軽食・水場・宿泊・テント場(500円/人)有りです。

売り切れでしたがソフトクリームを販売してるほか、ジョッキビール(850円)も飲めます。

売店の近くで眺めてたけどかなりの人が購入してました(笑)いいなー


テン場はMAXで60~70張りはいける感じでした。


小屋外でテントの受付と飲食物の販売、小屋内でバッチや手ぬぐい等小物の販売をしてました。

夕食はパスタを作ります。

麺を茹でている間にガスがなくなりそうだったのでこちらで購入できました。ありがたやー

ダッシュで買いに行ったけどその間に火が止まりモッチモチになったぜ、、、もはや餅でした(笑)

※小屋へガスを買いに行っている間の火は相方が見てます。


21:40 夜空を撮りましたが小屋や月の光が強く、雲がでているので諦めました。

明日は北岳~間ノ岳縦走からの北岳山荘まで戻ってくるハードな日程なので、休息に専念します。


2日目 04:20

まだ暗い中、テントを片付け出発の準備をします。


5:30 出発。

因みに白根御池小屋のトイレは朝渋滞になりましたが、4部屋も設置してあって水洗式でかなりキレイでした。

また電気もついていて、トイレ前には洗面用水場(飲料可)もあるので個人的にトイレ関係で困ることは全くなしです。

登山でのトイレ設備充実は本当にありがたいです。


草すべりを只管登ります。

ここから花が多いです。


タカネグンナイフウロ。good night


センジュガンピ。ナデシコ科。


タカネナデシコ。

糸みたいな花びらだ。ナデシコ科。


ヤナギラン 尾瀬や霧ヶ峰において代表的な花のようです。


マルバダケブキ

草すべりではこいつが一番目立った。


草すべりの花のおかげでわくわくするすべり出しとなりました。

おかげでなかなか進まない笑


北岳もかなり近づいてきてます。

このあたりで標高は2500mを越えています。


そのふもとの谷にはまだ雪渓もあるように見えましたが、夏道も出ていて帰りの際に雪を踏むことはほぼなかったです。

チェーンスパイクすら不要でした。


もう少しで稜線に出ます。


一羽の鳥を発見。常念岳の山頂で見たイワヒバリ(こちら)かと思っていましたが、写真をよく見たら違う鳥でした。

カヤクグリというらしい。

ハイマツとともに生きる高山系のようです。


振り向くと鳳凰三山が見え、写真一枚に収まりました。

中央に観音岳、左側に地蔵岳のオベリスクの突起が見えます。


7:30 そしてようやく尾根に到着!!

白根御池小屋から2時間かかりました。


稜線に出ると先には先日登った仙丈ケ岳が見えました。仙丈ケ岳の記録はこちら(リンク)

一方残念ながら甲斐駒ケ岳は雲の中でした。


チシマギキョウ

稜線にでても花がたくさん咲いています。

このあたりではこの花がたくさん咲いてました。


イワツメクサ。ナデシコ科。


トウヤクリンドウ。薬草系男子。


イワベンケイ

とっても可愛らしいが、触ってみると硬い。


タカネツメクサ。


8:10 肩の小屋に到着!! 水(有料)・テント場・売店・食事・トイレ・宿泊有りです。

しかしトイレの周辺は結構臭いました。


この時間帯なのでテン場はまだたくさん空きがあります。


肩の小屋の中。

少々年季がありましたが綺麗でした。


肩の小屋で食事を済ませ、北岳山頂に向かいます。

後半は山頂とまだまだ続く花ラッシュ、そして突如例のあいつも私の柿ピーを狙って登場

しかし、高高度による酸素低下と12時間近くに及ぶ行動によって体調がおかしくなり体力も限界に。

その記録は後半(リンク)に続きます

おしまい。

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