仙丈ケ岳(テント泊)
- YuKin
- 2017年9月3日
- 読了時間: 3分
2017.9.3 7月に登った南アルプスの女王「仙丈ケ岳」@3033mを行く。
長衛小屋からスタート⇒小仙丈ケ岳⇒山頂⇒馬ノ背ヒュッテ経由で長衛小屋へ戻るコースです。

地図はこんな感じ。往復の参考時間は約7時間30分です。
今回は、前回の悪天候リベンジで、かつ甲斐駒ケ岳と一緒に登っちゃおう計画です。

9:20 長衛小屋のテント場から見上げる小仙丈ケ岳。
天気は良さそうです。早速登山開始!

9:30 登山口。樹林帯登りゾーンが続き、6合目から一気に展望が開けます。

10:40 五合目に到着。全体的になだらかな山容なのでそこまで疲れません。

樹木の背が低くなり始め、甲斐駒ケ岳の雄姿が見え始めました。かっこいい!

遠くに帰りに通る馬ノ背ヒュッテが見えます。

小仙丈ケ岳を見上げると、ハイマツの絨毯が広がってます。
もう9月だからでしょうか、少し茶色くなってきてました。
7月に来たときは、雷鳥がいたけど今回は見られるだろうか?

こちらは北岳。
遅いスタートだったせいか、雲が出てきてます。急がねば。

6月に初めて雷鳥を見た辺りに行くと、新しい階段が出来てました。
残念ながら雷鳥は見当たりませんでした。

11:30 小仙丈ケ岳に到着しました。
北岳・間ノ岳・甲斐駒ケ岳・鋸岳・八ヶ岳等々見られるビューポイントで、このコース上で一番眺めがいい場所だと思います。

すげー景色!!
休憩を少しとったら早速山頂へ向かいます。
ここの稜線歩きはほんと気持ちがいい!

仙丈小屋が下方に見えてきました。
結構ガスが出てきてますが、、

山頂は晴れてよかった!
人がたくさんいてにぎわってる模様。

12:35 さくっと山頂に到着!
アタックザック装備で、登山口から約3時間で来れました。
特にすることもないので、5分程度滞在したら下山開始しました(笑)

先ほどの仙丈小屋に到着。

小屋の中は宿泊者以外入れませんでした。
バッチや手ぬぐいなどのグッズは少なく、品揃えはほぼないです。
トイレは有料で利用可能、水は涸れて汲めないので事前に用意するか馬ノ背ヒュッテで補充になります。

仙丈ケ岳のカールはいつ見ても大きくてなだらかでいいなぁ。
7月に来たときはここで小仙丈ケ岳に折り返した(雪で通行止めだった)ので、ここからは未知の領域です。

13:30 馬ノ背ヒュッテに到着。

POPがオシャンティー。
水、軽食、売店、宿泊、テント場、なんでもござれな小屋で、周囲はシカの食害避けネットで覆われています。

小屋の中はキレイです。

ここでハンカチ(写真右上)をゲット。
宿泊の場合、食事はカレーのようです!カレーなら誰でも食べられるからってことで伝統となっているそうです。

なかなか雰囲気の良い馬ノ背ヒュッテを後にします。

水場&分岐。5合目の大滝の頭に帰ります。

5合目に着くまではずっとトラバースゾーンです。
足元注意しながら進みます。

薮沢小屋に到着しました。
ここは無人なのだろうか?かなり寂れていました。興味もわかなかったのでスルー。

トラバースゾーンにはいくつか沢が流れていて水が豊富でした。

帰りは同じ道なので省略!
15:00 に登山口に着きました。
トータル5時間30分で往復してきたので結構早かったと思います。

仙丈ケ岳は北沢峠からの場合、なだらかでとっても登りやすい3000m峰です。
しかも景色は抜群なので、南アルプスで一番好きな山のひとつですね。
コース的には帰り道は小仙丈へ折り返すより、今回の馬ノ背ヒュッテ経由で帰ったほうが楽で速いと感じました。
水場もありますし。
もちろん小仙丈ケ岳の絶景は逃せないので、今回の行きは小仙丈、帰りは馬ノ背がやはりベストかなぁと個人的には思いました。
おしまい。
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