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妙高山

  • 執筆者の写真: YuKin
    YuKin
  • 2017年7月8日
  • 読了時間: 6分

2017.07.08 たまたま相方が長野市へ行く用事ができたので、今回はその間に百名山「妙高山@2,446m」へ行っちゃおう作戦です。

火打山」まで行くプランも考えていましたが、一人で行くには危険かと思ったので妙高山に絞り日帰りで行ってきました。

この判断が後々吉と出るのですが、、、


登山口の燕温泉(つばめおんせん)を目指していたとき正面に見えたのが今回の妙高山


7:00 駐車場に到着したときには既に満車でした。

トイレあり。


ルートは時計回りに、燕温泉から北地獄谷(オレンジ線)を登り山頂へ。

帰りは麻平・長助線で燕温泉へ下ってくる予定です。


7:20 燕温泉の温泉街を通ります。すかさずバッチの販売を確認しました(笑)

足湯も有。


早速 妙高山方面へGO!

惣滝(そうたき)方面は帰りです。

しばらく舗装された短い幅の坂道を登ります。


完全に夏!!暑い!!


妙高山頂が見えます。

その下には滝が流れていました。


標高1000mちょっとなのにまだ雪が残っていました。

融雪が進んでいて危なっかしいですが、アイゼン・チェーンスパイクはなくても山頂まで行けます。


8:00 温泉の湯元に到着しました。

硫黄のにおいがプンプンします。

ここで水も補給出来ちゃいます

ここまでで水は1200ml→700mlまでなくなっていたので補充。

山頂についたあたりで水がなくなってしまうのではないかと一瞬不安がよぎる、、、


滝まで来ました。

ここまではほぼ凸凹舗装ゾーンです。

ここから樹林ゾーンを経てすぐ雪渓ゾーンに入ります。


夏の樹林帯って感じです。

ここまで10人前後すれ違いました。


花も色々咲いていて、見頃だと思います。


雪渓ゾーンへ到着。

チェーンスパイクがあると登りやすいかもしれません。


9:00 雪渓ゾーンが終わってようやく5合目!!暑いし疲れた!!(笑)


雪渓ゾーンの次は再び岩と土の樹林帯ゾーンで登りがきつくなります。

ゼイゼイ言ってる傍でカッコウがのんきに鳴いていてイラっとした笑


6合目 天狗堂

ヘロヘロです。


所々視界が開けるようになってきました。

山頂が確実に近くなっているのが見てとれます。


2,000m突破。


水の残りが少なくなってきました。残り500ml、、、

因みにこの水筒、600ml入るサイズのもので、本体230mgの超軽量水筒。

直射日光にさらされていましたが、冷えた水が飲めました。


いつの間にか雲の上になっていました。


山頂まであと少しですがここで10mくらいの鎖場があります。

ロープには体重をかけず、岩に削って作られた足場があるのでそれを使って三点支持で突破すれば問題ないです。

難易度的には富士山と同じくらい低くいです。(もちろん油断はNG)


最後の溶岩ゾーンを突破すれば10合目、山頂です。


11:00 登山口から3時間弱で最高点に到着しました!!


展望がとてもよく、妙高市方面~高妻山方面を見渡せます。


北に3分ほど進むと三角点があります。


ここから火打山方面が見渡せます。

少し曇っていますが壮大な景色でした。

しかしここで水が底を尽きてしまい、行動食のパンのみになりました。

さらに写真や動画撮影に夢中でに携帯の電池が残り3%になっていることに気づく。

地図も携帯で見ているのでここから地図ナシ状態です。

本来なら同じコースで温泉まで戻るのが無難ですが、黄金清水というポイントで給水できることを事前に確認していたので、進むことにしました、、、

今思えばこの時点の判断ミスが一番大きかったです、、、

11:50 火打山方面へ下山開始


妙高の裏は結構傾斜のある雪渓でした。

アイゼン・チェーンスパイクを持ってきていないので、足が滑りなかなか進めません。

見つけた木の板を使って半分滑りながら突破しました(笑)


雪渓が終わるとピンクテープ(写真ほぼ中心)を発見。

実はここで道を間違えていたことに気づいてませんでした、、、

(正解はこのピンクテープでは右側に道がありました)


トラバースを進みますが、土砂崩れ?の上を歩く感じになりました。

かなり先のほうで2人歩いているのでこっちで道は有っているのだろうかという疑問を抱きながら。。まだ引き返せるので進むことに、、


斜面からは池塘らしきものが見えました。

その右側に木道が見えるぞ??

このトラバースの先に木道につながる道があるのだろうか、、そもそも木道は帰り方向なのか、、

帰りの方向的には木道方面だけど看板とかない(雪に埋まってる?)ので迷子状態です。


13:00 既に水がなくなって1時間以上行動しています。

土砂崩れの先には傾斜のキツイ雪道があり、アイゼンなしでは歩行が難しい状態でした。

この後はの記事は如何に危険だったかと、反省を書いてます。

写真もなく文字だけになりますので不要な方は読み飛ばしてください。

この後トラバースを20分以上かけて一歩一歩進み、残り3分の1のところで、行く先からソロのお兄さんが登場。

こっちは黒沢池、笹ヶ峰方面から登ってきたから燕はこっちじゃないよ」という。

どこで道を間違えたんだ??黒沢池ってどこだ??と思いながら引き返すことに。

残念ながらここでカメラのバッテリーも無くなったので写真も撮れない状態に。

お兄さんと行きかけた雪道を引き返すことに。

引き返している間、目の前で落石発生

1メートルくらいの岩が凄い勢いでバキバキ木を粉砕しながら落ちていきました。

お兄さんも私も絶句でしたが、命拾いしました。

この後もアクシデント多発でした。

・下りの雪渓が終わった場所で池塘方面への分岐があった(ピンクテープが隠れてた)ことを発見、大幅に時間を食いました。

・その後もピンクテープが笹で囲まれた川にありそれを信じて川の中を進みました

私を含め4人グループの方々も靴の中がびしょ濡れになるが、結局道につながらず水が冷たすぎて引き返し、別ルートを探すことに。

その後他に道がないか探しまわりました。

土砂崩れの爪痕で分かりにくかったですが、川のとなりに笹で隠れてた道がありました。(ピンクテープは落ちてた)

・池塘は水芭蕉等の花でキレイだったが、みんな表情は厳しかった。私も喉からからで真顔。

・池塘の後も度々雪渓を下るがピンクテープがなかなか見つからず、道に確証が持てない場所多数ありました。

・黄金清水は看板のみで特に飲料可能とか書いてない(見つからなかった)ので飲めるのか不安でした。

ただ喉もカラカラなのでお腹下す覚悟で飲みました(笑)。

・谷の下まで降りてくると増水した川があり橋は見当たらなかったです。

少なくとも3回はジャンプして川を飛び越えました。

雪渓後の川であった4人組、池塘ですれ違った若い2人組、黄金清水であったシニア2人組、シニア4人組とすれ違いましたが、その後どうクリアしたのかはわかりません。

増水した川も目印が少なく、矢印の書いてある岩も水の中に有ったり、分かりにくい状態でした。

・最初のほうで触れた惣滝(そうたき)は現在落石の為通行止めでした。

16:30 山頂から4時間40分でようやく燕温泉に到着。燕温泉まで来たら、温泉の主人らしき人が「みんな口々に辛かったって言うよ。今年は雪が多く、なめて登る人が多いから」「行って帰ってくるルートをおすすめしてるよ」とのことでした。

バッチも買いましたが、疲れたせいか間違って火打山のバッチを買ってました(笑)

無事に帰れたものの今回は準備不足な点で反省することばかりでした。

それでもこのルートは土砂崩れ、落石、融雪による増水、目印が少ない、等の理由で初心者にはおススメできません。

燕温泉の方が言っていたように、この時期北地獄谷のコースを往復で登られることをお勧めいたします

おしまい

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