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鳳凰三山(テント泊・撤退)

  • 執筆者の写真: YuKin
    YuKin
  • 2017年4月22日
  • 読了時間: 4分

四月後半、南アルプス百名山にて初のピークハントを狙いに鳳凰山へ行く。

深夜1時35分 青木鉱泉のゲートに到着しましたが、なんと三日後に開く予定で閉まっていた!!

自分の調べが甘く、いきなり幸先の悪いスタートを切る羽目になりました、、、


青木鉱泉ルートを変更し、すぐ近くの御座石鉱泉ルートに変更しました。

帰りも青木鉱泉ルートは通れないと判断し、同じ道を登って下る工程でいきます。

ルート:御座石鉱泉~鳳凰小屋(テント)~地蔵岳~観音岳~薬師岳~御座石鉱泉

↑薬師岳まで行って折り返し御座石鉱泉までもどるには相当な体力が必要です。


9:00 車中にて仮眠(爆睡)し、気を取り直してスタート!!

なんだかんだグダグダスタートになりました(笑)

御座石鉱泉にて登山計画を記入しました。


登山口にもうつくしが生えてました。

すっかり春になってます。


見つけた花。


序盤から燕頭山(つばくろやま)までずーっと坂の樹林帯を進みます。

燕頭山は下山後に地元っぽい人と話した中では「つばくろあたま」って言ってました。

6月頃に花がいっぱい咲くらしい。


ワッフル!


つつじかもしれない花が咲きそうでした。

花に詳しくなりたい、、、


坂と樹林帯が永遠と続きます。


標高が高くなり葉っぱがなくなってきました。

すっかり春から冬に逆戻り。


燕頭山の7号目。

ここからは雪が残っていたので、深くなるにつれてチェーンスパイク、ゲイター、12本アイゼンを装備して進みました。

ピッケル、ヘルメットは持ってませんでした。


気温は8.5度。

風もないので暑い!


燕頭山到着。

永遠と続く坂で体力を持ってかれたのでここで大休憩。

テント装備も担いでいるので、ここまでに小休憩3回はさみました。


序盤からここまでずーとあったこのふさふさ。

ほぼすべての木に絡まっていて気持ち悪かった。


鳳凰三山のひとつ、地蔵岳が見えてきました。

オベリスクが雄々しいです。


鳳凰小屋まであと少しですが、急斜面にあるトレースを踏み外さないよう慎重に進みます。

雪の状況を見る目や装備、十分な注意が必要です。

写真だとわからないですが、本来の登山道から1m~1.5mくらい雪が積もってました。 帰りの際に相方が誤ってストックを落としてしまい、それがす~っと斜面を滑って瞬く間に見えなくなってしまいました。

落ちたのがストックでよかったものの、人だったらケガでは済まないかもしれません!十分に注意してください。


17:00 鳳凰小屋到着。

遅い時間なので暗くなる前に急いでテントを立てます。

こんな時間まで鳳凰小屋の方が小屋を開く準備のためにせっせと雪かきをしていました。

またちょうど水場も掘り起こしたばかりのようで、わざわざ案内してくださいました。

本当に親切な方々で助かりました。


水も確保できたし、早速晩御飯の準備開始!

フライパンを使い野菜炒めを作りました。


さらに、給水した南アルプスの天然水を使ってご飯を炊きます。

あらかじめ作っておいた混ぜご飯の具を入れて、普段より水はちょい少な目で炊き上げます。

米の炊き方が素人なのでご飯がねちょねちょになったけど美味しく食べられました!次はもっとうまく作ってやる!


翌朝。

昨日の曇り空と変わって、天気は最高の晴れでした。

地蔵岳はトレースが少なく(他の1組分のみ)かつ、ピッケル等の装備もない為、途中で撤退を決定しました。 山小屋の方曰く、鳳凰小屋から観音岳方向の近道もトレースがないと伺っていたので、次回へ回すことにしました。


鳳凰小屋から望む鳳凰三山最高峰の観音岳


帰りの際、登りの時は曇っていたので気付かなかった富士山ビュースポットひょこっと現れた富士山に遭遇しました。


富士山の雄姿をズーム。

天空にそびえる幻の大地といった感じでかっこいい。


こちらは地蔵岳のズーム。

登れないのでせめて覗いてやる!


八ヶ岳も雪が少なくなってきている。


こちらは甲斐駒ケ岳

雪が解けたら挑戦しに行きたい!


燕頭山まで下山し、おなかペコペコなのでラーメンを食します。

コンビニにある袋入りの野菜を一緒に入れ簡単に野菜ラーメンの出来上がり~


登山口から一時間手前の西ノ平というところで何か咲きそうな植物がパラパラ生えていました。

これは何の花?草?だろう、、、


標高が低くなり鳥の鳴き声があちこちで聞こえるようになりました。

山頂付近とは完全に季節が違います(笑)暑い!

写真は調べた感じ、ジョウビタキ。

ではなく相方の指摘でヤマガラと判明しました。


花も咲き始めてました!


今回は山頂に行けず残念な結果となりましたが、まだ夜叉神峠ルートや行けなかった青木鉱泉ルートがあります。

特に滝がいくつも見れる青木鉱泉ルートが楽しみなので、雪が解けたらまたチャレンジします。

おしまい。

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