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甲武信ヶ岳(テント泊)

  • 執筆者の写真: YuKin
    YuKin
  • 2016年9月25日
  • 読了時間: 4分

2016/09/24~25 どうしてもテントが欲しくて、ついにモンベルの山岳用テントを購入しました。

初めてのテント泊は、日本百名山の甲武信ヶ岳(2468.8m)に決定。 しかし僕らはテント泊に必要なあるものを持って行かず、忘れられない夜を過ごすことになりました(笑)


西沢渓谷の駐車場で準備開始します。場所はここ→西沢渓谷駐車場(リンク)


団体さんが続々と西沢渓谷へ入場していました。

少し調べてみたところ、西沢渓谷は癒し効果のある森として科学的に確認されている場所の一つみたいです。すげー。

甲武信ヶ岳に登らなくとも、ハイキングコースとしてお勧めです。


戸渡尾根コースは情報が少ないのでスルー。

今回は徳ちゃん新道(西沢渓谷内)より山頂を目指すコースで行きます。

長野側の毛木平のほうが沢沿いで清々しいらしいのですが、遠いのでまた次回に登ります。


西沢渓谷の川は悪天候で増水気味ですが、とてもキレイでした。


10:50 登山口( 徳ちゃん新道コース)に到着。甲武信小屋が標高2380m、ここが標高1100とちょっとなので、標高差は1250m程でしょうか。かなりのロングコースなので、体力に自信のない方や、余裕を持った時間のない方は無理せず、しっかり計画してください。


この山、理由は分かりませんが至る所に様々な種類のキノコが生えまくっていました。


樹林帯の急坂&尾根道を只管進みます。

特に展望はないですが、川の流れる音を聞きながらキノコの写真をカチャカチャ撮りまくりました。


本当にキノコの種類・数ともに豊富でした(笑)

食べれるキノコはあるのかな??

キノコにも詳しくなりたいな。


若干天気が崩れてきました。ガスも出てきています。


13:30 コースタイムより20分遅い、2時間40分で戸渡尾根との分岐地点(1869m)に到着しました。

初めてのテントを背負い、ザックもテントを入れるため40L→55Lのものへ変えているので、この時点でかなりヘロヘロです。

この後さらに木賊山(とくさやま@2468.8m)に向かう急登も待っているのでここで大休憩します。


次第にガスが濃くなり、案の定も降ってきました。急いでカッパを着てザックカバーを付けます。


16:15 ようやく木賊山へ到着。さらにコースタイムより45分遅れました。

ずっと「きぞくやま」って読んでた(笑)

「とくさやま」です。


相方はもう地蔵岳になっています。

ただここまで来たらあとは15~20分下るのみなので、踏ん張ります。


16:35 雨の中、よ~やく甲武信小屋に到着しました!たくさんの人の姿が見えたときは嬉しかったです。

テントは3~4張り程度で、ほとんどの方は快適な甲武信小屋にて宿泊のようでした(笑)

日も暮れ始めているので、すぐにテントを張り、夕食をとります。


写真は翌朝。雨はすっかり止んで写真が撮れるようになりました。

しかし、テント内は夜通し滅茶苦茶寒くてほとんど寝られませんでした。

なんでかというと、、


シュラフを持ってませんでした。

小屋の中はストーブで暖かくなっており、もはやハワイにいる居心地でしたが、

混んでいて長居できず、小屋の方から「寒いので寝袋に入って温まってくださいね~」と言われ、

ようやくシュラフがないとまずいということに気が付きました(笑)

この寒さの中、寝袋ナシで寝るのはやばい。


相方も私も寝られるのかこれ、、、?と思いつつテントへ戻る。

計画していた時はまだ9月で暖かいし、ダウン羽織って寝れば大丈夫!と謎の自信により安易に考えてました。

その結果羽織ったダウンの隙間から容赦なく冷気が侵入し寒くてぶるぶる震えて夜中何度も何度も目が覚めました(笑)


完全に寝不足ですが、取り合えず死ななくてよかった(笑)

早速荷物をテントへ置きっぱなしにして山頂を目指します。

甲武信小屋周辺は段々紅葉シーズンへなっていきそうな雰囲気でした。


甲武信ヶ岳山頂へ到着。小屋から20分程度でつきます。


富士山もばっちり見えました!帰りは再び徳ちゃん新道を使ってひたすら下り続けたのもうクタクタでした。

今回の山行で初めてのテント泊をしましたが、改善すべき点が露骨に現れました(笑)

謎の自信で判断せず、しっかりシミュレーション(準備)しておくこと。

一般的に標高が100m高くなるにつれておよそ0.6度気温が下がるようです。

甲武信小屋は標高2380mなので、地上を0mとすると地上より-14度も気温が低くなります。

事前にそのような計算をしておくと、寝袋がないとまずいんじゃないか?って判断できるような気がします。

今回の山行で大切なことを学びました。

今後、活かしてまいりたいと思います。

おしまい。

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