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八ヶ岳(赤岳~硫黄岳)縦走

  • 執筆者の写真: YuKin
    YuKin
  • 2016年10月16日
  • 読了時間: 5分

2016.10.16 八ヶ岳の最高峰である赤岳から横岳、硫黄岳を縦走する。


6:40 八ヶ岳山荘前に駐車。


八ヶ岳山荘から林道を歩き登山口を目指します。

歩いていると車が数台先へ走っていく、、、もしかして、この先に駐車場できるのかな??

なんて思いながら歩くこと1時間。


7:40 赤岳山荘に到着。

案の定、車がいっぱい(笑)

相方が山荘の人に聞くと「うん、停められるよ」とのこと(笑)

時間ロスしたあああ(笑)

このロスタイムは当然、後々響いてくることになります。

林道は結構凸凹した箇所が多く、車高の高い車で通ったほうがいいです。


近くの美濃戸山荘

今回は用がないのでスルー。


この看板の北沢が赤岳鉱泉、南沢が行者小屋へ続く道です。

行者小屋から赤岳を目指すので右の南沢へ入ります。


行者小屋まで 参考タイム二時間半です。


平坦な樹林帯⇒傾斜のある樹林帯⇒ガレ道(この写真)のイメージですすむと八ヶ岳本体が登場。

ここまで来たら行者小屋まで後ちょっとです。

特に危険個所なし、老若男女問題なしです。


9:40 行者小屋に到着!

想像以上の立派な小屋でした。


テントも結構張られていて活気がありました。


軽食もできるみたいです。

今回は食べなかったけど次回いただこうかな。


宿泊メニューも充実です。

テント幕営料は1000円/人と高めでした。

水場もあり困ることはなさそうですが、トイレは未確認です。


小屋を覗いている最中に飛行機が二基通過して行きました。

プチ航空ショー。

小休憩したら、時間もないので早速赤岳向かいます。


文三郎尾根へ突撃。


そこは、階段地獄の始まりでした。

ほぼ手すりのない階段なので踏み外しや靴を引っ掛けたりしないよう要注意です。

年齢性別問わずいろんな人が登ってますが、つまずくとかなり危険です。


階段を上るにつれ段々と高度感が増していきます。


阿弥陀岳(あみだだけ)方面。

すっとあやじゃだけって読んでたけどそうではなかった(笑)

見た感じ山頂最後の斜面は険しそうです。


この看板まで来たらもうひと踏ん張り!


看板より頂上方面を眺めた景色。

こちら側方向からは頂上や赤岳頂上小屋は見えないです。

岩の向こうになります。


頂上付近から富士山をゲット。

素晴らしい絶景でした。

山頂直下はほんとうに傾斜がきつくて、我々より年配の女性が「こんなにキツイ何てだまされたわー!」ってブーブー言いながら降りてった(笑)

でもほんとうにきついのでお気持ちわかります。


11:40 ようやく頂上に到着!!

八ヶ岳山荘から5時間かかりました。


赤岳頂上山荘は頂上からすぐそこ。

とりあえずそこまで行って休憩します。


富士山と南アルプス


先ほどの阿弥陀岳。

格好いい山なのでいつか登って見たい。


赤岳頂上山荘

宿泊もできるので小屋泊プランで登りたいな。


赤岳より横岳方面に降りると見える赤岳天望荘

休憩が終わったらこっち方面に進みます。


下の方を覗くと手前が通ってきた行者小屋、奥が赤岳鉱泉です。

帰りは硫黄岳から赤岳鉱泉へ下山します。

時間足りないんじゃないかなあと薄々感じつつ再出発!


赤岳から赤岳天望荘までの傾斜は半端じゃなかったです。

僕らでは冬季だったらまず登りも下りも怖すぎて無理なかんじでした。


13:00 赤岳天望荘に到着。

時間もないので休息なしで出発。


ぐんぐん横岳方面へ進み、振り返って赤岳をパチリ。

雄々しくてかっこいいです。


こんな感じで岩場の傾斜がきついです。

縦走は普段運動しない登山初心者は避けたほうがよいと思います。

自身の体力に合わせ計画的に。


14:30 横岳に到着しました。

かなり道のりを省略しています。

周りの登山者がぐっと減って見当たらなくなりました。

※通常この時間帯にそろそろ行動終了といった具合になってないと危険です。反省点です。


適当に記念撮影を高速で行い、さらに進みます。

もう日没が迫ってきているのでそれどころではありませんでした。


横岳から硫黄岳へ向かう途中も危険度の高い岩場でした。

ルートどおり進めてるか確認しながら、三点支持で乗り越えます。


15:00 硫黄岳山荘に到着。

時間が遅いためか、硫黄岳方面に登山している人もいませんでした。

宿泊の用意がないのでこのまま硫黄岳に登ります。


ここから硫黄岳山頂まで20~30分程ですが疲れもあって一個先のケルンまでが遠い遠い。


15:30 ようやく硫黄岳山頂に到着。


ここから赤岳方面は最高の景色でした!ビューティフォー。

縦走してきた赤岳~横岳~硫黄岳(ここ)が一枚に納まる。

写真だと伝わらないですがかなりの距離感です。

やる気になればこんなに歩けるんだと自分と相方に関心しました。


ただ時間はないので急いで下山開始します。

と思った矢先、ここらで足を滑らせ、地面から飛び出ていた階段を固定する鉄筋に手をぶつけて出血

痛かったし、出血がなかなか止まりません。

大事ではありませんでしたが、無計画→急ぐ→ケガの典型的な例だと思います。

自業自得です。本当に反省。


16:40 赤岳鉱泉に到着。

かなりのハイペースで下りました。

ここから美濃戸小屋まで標準1時間30分コース、そこからさらに林道一時間なので、駐車場着は19時過ぎとなる計算です。

美濃戸小屋に着く前にあたりは暗くなり持ってきていたヘッドライトを点灯。

静まる森の中、怖いけど足がヘロヘロでスピードが出ない。

山のほうにライトを向けるとそこには八つの光る点が見えました。

一瞬クマかと思い背筋が凍りました。

、、、よく見ると動いており、正体は4匹のシカでした(笑)

それでも怖いので永遠にしりとりをすることで恐怖を紛らわせ、

なんやかんやで19:30に駐車場に到着。

トータル11時間の山行となりました。

どこを撮っても素晴らしい景色になる八ヶ岳でした。

また来たい山の一つです。

一方で駐車場や登山時間等の調べは念入りに調べ行動するべきと猛反省でした。

おしまい

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